鴨都波神社

 鴨都波神社が御鎮座されたのは、飛鳥時代よりもさらに古い第10代崇神天皇の時代であり、奈良県桜井市に御鎮座されている「大神神社」の別宮とも称されています。
 おまつりされている神様は、「積羽八重事代主命」(つわやえことしろぬしのみこと)と申され、大神神社におまつりされている「大国主命」(おおくにぬしのみこと)の子どもにあたる神様です。国を守る農耕の神様として大変崇められ、宮中におまつりされている八つの神様の一神でもあります。
 また、一般的には「えびす神」という呼称で、商売繁盛の神様としても有名です。
 そもそもこの葛城の地には、「鴨族」と呼ばれる古代豪族が弥生時代の中頃から大きな勢力を持ち始めました。
 当初は、「高鴨神社」付近を本拠としていましたが、水稲農耕に適した本社付近に本拠を移し、大規模な集落を形成するようになりました。そのことは、本社一帯が「鴨都波遺跡」として数多くの遺跡発掘によって明らかになっています。
 彼らは、先進的な優れた能力を発揮して、朝廷から厚く召し抱えられました。そのような「鴨族」とのかかわりの中から誕生した本社は、平安時代には名神大社という最高位に列せられた由緒ある名社であります。
 年中行事では、「夏季大祭(7月16日)」、「秋季大祭宵宮(体育の日の前々日)」の「ススキ提灯献灯行事」、秋季大祭本祭の「神輿渡御行事(体育の日の前日)」が有名です。
 なお、「ススキ提灯献灯行事」は平成12年に奈良県指定無形民俗文化財になっています。
 また、本社所有の「鴨都波神社祭礼渡御図絵馬」は平成8年に奈良県指定有形民俗文化財になっています。
 住 所  奈良県御所市宮前町514
 宮 司  松本廣澄
 電 話  0745−62−2176
 
       周辺地図

鴨都波神社祭礼渡御図絵馬


米田啓子氏奉納画「祭」


トップページへ